うだるような暑い夏の日。蝉の声が五月蝿くて、朝から晩までなんのことはない遊びを繰り返し、夕方の安っぽい音楽が聞こえてくる頃、私達は西日の中より彼と出会う。
私は、真っ暗な電車の中で、深く暗い海にただ一人。
行っているのか帰っているのかもわからず、一人ぼっちでいるのは寂しくて退屈でした。
もはや冒険心も探究心もない私。ですが優しい人には出会えずに、やっぱり怪物は一人です。
昔の仲間の顔も忘れて真っ暗な電車で一人です。
そして怪物はどこにも流れ着くことなく、どこかに沈んでいくんです。
(劇中の台詞より抜粋)
CAST
役名 | 名前 |
僕 | 舵 竜矢 |
ぼく | 大北 洋史 |
オジサン | 池川 辰哉 |
STAFF
作・演出 | 池川 辰哉 |
音響 | あまのあきこ |
照明 | 南 勇樹 |
舞台監督 | ナカツカサ |
舞台美術 | 舵 竜矢 |
衣装 | 妄想プロデュース |
小道具 | 妄想プロデュース |
制作 | 妄想プロデュース |